勾配標

勾配標は、線路 の右側に設置された支柱に取付けられた構造物で、線路の傾斜（勾配）を知らせることを目的としています。
この勾配に関する情報は、その標識より先の区間、即ち、次の勾配標、または分岐器 の、どちらか先が現れるまで適用されます。

勾配標は長方形で、半分は青色で、中央に数字が書かれています。もう半分の色は、状況に応じて異なります。

勾配はパーセント（%）で表され、その区間の平均的な勾配を示します。
1.2 % の上り勾配は、黄地に「+1.2」と表示され、上向きの斜線が引かれます。
0.6 % の下り勾配は、赤地に「-0.6」と表示され、下向きの斜線が引かれます。
勾配が -0.5 % 〜 +0.5  % の間であることを示す標識には、白地部分に数字は表示されず、代わりに水平な直線が引かれます。

ガジェットの傾斜計 を取り付けると、現在地の勾配をリアルタイムで監視できます。