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| とはいえ、貫通ブレーキがかかる列車にセルフラップ機構と稼働可能な空気圧縮機を備えた動力車が含まれている場合、エンジンが作動している限り、列車のすべてのブレーキシリンダー内の圧力は維持されます。よって、シリンダーからの空気漏れによる暴走はあり得ません。ただし、列車に制動力をかけているのがセルフラップ機構がないブレーキのみの場合は、ブレーキレバーが「常用」位置にない限り、ブレーキシリンダー内の圧力が維持されず、暴走につながる可能性があります。
| | 一応は、手ブレーキを使わずに稼働中の列車を安全に留置する方法はありますが、これは推奨されません。<br/>{{pll|Train Brake|貫通ブレーキ}}を掛けている列車に、{{pll|Lapping|セルフラップ}}ブレーキ弁と作動中の{{pll|Compressor|空気圧縮機}}を備えた動力車が含まれている場合、エンジンが作動している限り、列車全体のブレーキシリンダー圧は維持されます。即ち、シリンダーからの空気漏れによる逸走は発生しません。<br/>一方で、貫通ブレーキを掛けている列車に、{{pll|Lapping|非セルフラップ}}ブレーキ弁を備えた車両のみが含まれている場合、ブレーキハンドルが{{pll|Lapping|「常用」位置}}位置にない限り、ブレーキシリンダー圧が維持されず、逸走につながる可能性があります。 |
Latest revision as of 17:58, 22 May 2025
一応は、手ブレーキを使わずに稼働中の列車を安全に留置する方法はありますが、これは推奨されません。
貫通ブレーキ を掛けている列車に、セルフラップ ブレーキ弁と作動中の空気圧縮機 を備えた動力車が含まれている場合、エンジンが作動している限り、列車全体のブレーキシリンダー圧は維持されます。即ち、シリンダーからの空気漏れによる逸走は発生しません。
一方で、貫通ブレーキを掛けている列車に、非セルフラップ ブレーキ弁を備えた車両のみが含まれている場合、ブレーキハンドルが「常用」位置 位置にない限り、ブレーキシリンダー圧が維持されず、逸走につながる可能性があります。